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保育士として新規オープンの保育園で働くメリット・デメリットまとめ

職場知識

この記事では新規オープンの保育園で働くメリット・デメリットについてまとめています。

新しい職場として新規の保育園を検討しているような場合は参考にしてください。

メリット①:人間関係がフラットな状態で入職できる

新規オープン保育園の大きなメリットは人間関係がフラットな状態で始められる点です。

保育園も一般的なオフィスと同様に、長年の蓄積により状態が固定化していきます。その最たるものが人間関係であり、すでに完成していると新人が入っていくのは難しいことも多いです。

新たにオープンする保育園であれば、人間関係も固まっていないため、そのような心配をする必要はあまりありません。フラットな状態で他の保育士と同じ状態でスタートラインに立てます

長く運営している保育園において、新人が接しがたい存在としてお局保育士が挙げられます。その人を中心として変なしきたりが存在し、それに馴染めないと心を病んでしまうケースもあります

このようなリスクを避けられるのは新規オープンの保育園の大きなメリットと言えます。

メリット②:待遇が良いケースが多くルール作りに関われることも

一概にはいえませんが、新規オープンの保育園は待遇が良いケースも少なくありません

求人を出すうえで待遇が劣っていると、老舗の保育園に人が流れてしまうことが多いからです。

他にも若い人は給与や福利厚生に敏感であるため、オープンに際してフレッシュな人材を揃えたい場合も高めに設定する必要があり、このような点から給与が高めに設定されるケースも多くあります。

また、ルール作りに関わっていけることもメリットの一つです。ルールを固めていくうえで、自分の意見を反映させてもらえる見込みも大いにあります。

ルールがすでに完成していると、それに従うしか手がなく、異議を唱えにくいことが実情です。

自分の裁量次第で働きやすい環境にできる可能性があることもメリットと言えます。

デメリット①:ルールが決まってないことで戸惑うことも

ルールが決まっていないことはデメリットにもなるので注意しましょう

たとえば、トラブルが発生したときに、どのような基準で動けば良いのか、過去の事例ではどうしていたのかなど判断しづらい面などあります。

周囲に尋ねても誰も適切な回答ができないという状況も考えられ自分の能力が試される面でもあります。

一般的に、保育園ではトラブル対応にスピードが求められるため、勤務するうえで戸惑うシーンが頻繁にある可能性も小さくありません。

自主性が強い人なら自分の考えで対応していけるでしょう。しかし、マニュアル通りに動くことになれているなら、そのたびにストレスがたまることも十分にありえます

開拓者の精神を持って働くことが条件といえるため、該当しないなら就職の候補から外すことを検討するのが得策です。

デメリット②:最初は忙しいケースが多く臨機応変な対応も

新規オープンのデメリットとして最初は特に忙しいということも想定されます

長く運営されている保育園に就職した場合、歯車の一つとしてこなすルーティンワークもたくさんありますが、新規オープンの保育園では、まだルーティンワークすら確立されておらず、やることや決めることが多いです。

そのため、たとえ新人でもしばらくは忙しい期間が続くことを覚悟しておく必要があります。

予定をこなすだけでは足りず、急きょ発生した案件に対応しなければならないことも珍しくありません。

それゆえ、臨機応変にこなせる聡明さや応用力も求められます

また、十分な人数が集まっておらず、少ないスタッフでやりくりしなければならないケースもあり得ます。

仕事の量や忙しさは一般的な保育園よりも増える可能性があることも覚悟しておきましょう。

まとめ:大変な分やりがいも多く自分の色を出したい人にはおすすめ

新規オープンの保育園で働くと、大変だと感じやすいことが多くあります。

次々と難題が起こって気が休まらない状態になることもあり得るでしょう。そのため、敬遠したいと考える人もいますが、新しいからこそ得られるものも少なくありません

その一つがやりがいであり、自分たちで保育園をつくっていくという体験が可能です。また、職場の一人ひとりにスポットライトが当たりやすいため、自分の色を出していきたい人にも適してます。

ポジティブな感性を持っているなら、毎日楽しく働ける可能性は大いにあるでしょう。つらい場面が訪れることも想定しておく必要がありますが、それも自分の糧になると思えば、保育士のキャリアプランに組み込む価値があります。