こちらの記事では保育士や幼稚園教諭でやりがいを感じない時に試してみたいことをまとめています。
現在の職場でやりがいについて悩んでいる場合など参考にしてみてください。
新しいことを企画したり上司に提案する
最初に試してみたいことは、今までやっていなかった新しいことを企画したり上司に提案することです。
少ない予算で実施できるプチイベントや日常的に取り入れることができる簡単な遊びであれば、元々のスケジュールにないことでも受け入れてもらえる可能性があります。
毎日同じようなことの繰り返しになっていたり、指示された内容をこなしているだけになっていたりすることが原因でやりがいを感じなくなるケースも少なくありません。
自ら新しいイベントや遊びを考えて提案し、実施することができれば働くことへの喜びや楽しみが感じられるようになることもあります。
インターネットなどで少し調べるだけでも新しい遊びや試したことがないイベントなどの情報が見つかるため、積極的に試してみるのも良いでしょう。
保護者の人とコミュニケーションを積極的にとる
やりがいを感じられない理由の一つに誰からも感謝されている気がしないというケースもあります。
このような場合は、一つの例として園児の保護者の方とコミュニケーションを今まで以上にとってみるのもおすすめです。
どこまで関わって良いのか分からずに挨拶だけになっている保育士の人も多いかと思いますが、保護者の方は連絡帳以外にも子供経由に保育園・幼稚園の先生にしてもらったことなどが伝わっています。
相手の時間に余裕がありそうな時は挨拶だけでなく今まで以上に子供の様子を伝えたり、軽い世間話などをしてみるのも良いでしょう。自らコミュニケーションをとるようにすれば、保護者から思わぬ言葉が聞ける可能性もあります。
実際にいつも感謝しているけれど伝える機会がないと思っている保護者も少なくありません。会話する機会を増やすことで見えないところで保護者から感謝されていたことに気付くこともあります。
自分の仕事を評価してくれている人がいたこと、誰かの役に立つことができていたことを実感することで、やりがいが感じられる機会となる可能性もあるのでおすすめです。
違う職種の人ともコミュニケーションを
違う職種の人とコミュニケーションをとることも大事です。
職場の仲間とばかり接しているとどうしても狭い世界に入りがちですが、まったく違う業界や職種の人と話すことで気分転換にもなります。
どのような場所で働いている人であっても、多かれ少なかれ悩みを抱えていることがほとんどであり、話をしてみると悩みの原因は同じであったり、似たような理由でやりがいを感じられないといった話も聞けるかも知れません。
また、自分の気づかないところで保育士や幼稚園の先生が役に立っていることを実感出来るケースもあります。
例えば子供がいる社会人のお母さんは子供を保育園や幼稚園に預けなければ働きに出ることができず、保育士さんには大きな感謝の気持ちを持っているかもしれません。
どうしても日常生活だけだと視野が狭くなってしまうこともありますが、考え方を変えたり新たなことに気づいたりするためにも、休みの日などには他の職種の人と仕事の悩みを話せる機会をつくってみることがおすすめです。
役職の変更や系列の園などへの転勤を希望してみる
やりがいを感じられないときの対処法のひとつとして、役職の変更や系列の園への転勤などを希望することも選択肢としてあります。
今のポジションが自分の適性に合っていないだけで、ポジションや働く場所が変わることによって、やりがいが感じられるようになるケースもあります。
同じ環境に身を置いていると、安定感が増すので新たな刺激を受けることが少なくなりがちです。
変化のない日常を理由にモチベーションが下がってしまう人も多いので、可能であれば自ら役職を変えてほしい、他の場所で働かせてほしいと園長などに相談してみることも検討してみましょう。
キャリアアップのために挑戦したいと伝えれば、熱意が伝わって受け入れてもらえる可能性も高くなります。自分から行動することで状況が変わることもあるため、積極的に自分の希望を伝えてみるのも良いでしょう。
色々試してもやりがいを感じない場合は転職の検討も
色々とやりがいを感じるための方法を取り入れてみても上手くいかないと感じるのであれば、転職も視野に入れてみるのもひとつです。
転職して新しい保育園で働くことになれば、これまでと違ったやり方ができるようになったり、ポジションが変わったりすることで前向きな気持ちで働けるようになる可能性があります。
もちろん、自分に合った雰囲気や条件の職場を見つけなければ満足感を覚えることが難しくなりますが、積極的な気持ちを持つと不思議とやりがいも感じられることも少なくありません。
色々と試しても今の職場でやりがいがないと思うのであれば、転職をすることによって新しい環境へ飛び込むことを検討してみるのも良いでしょう。